カルドセプト
タイトルは1作目と同じですが、内容は『セカンド』がベースになっています。
DS版と同じくWi-Fiによる通信対戦にも対応しています。
3D機能との相性は、3DSソフトの中でも良好な方です。
本体が振られやすいアクションゲームと異なり、じっくり腰を据えて操作できるため画面がぶれにくいのがポイント。
結構綺麗に3Dしてくれます♪
キャラクターグラフィックはオリジナルの1作目や『セカンド』の傑怪老氏による濃い目の画風から、芳住和之氏による2000年代っぽい軽めの画風に変わっています。
基本的なところは変わっていないが、細かい調整が施された新世代のカルドセプトになっています。
特にカードバランスの良さは歴代随一でしょう。
それ以外にもユーザーフレンドリーな要素が多く、初心者、ベテランどちらにもオススメできる作品に仕上がっています。
カルドセプト リボルト
初代 、セカンド、サーガに次ぐシリーズ第4作(移植作を含めると第8作目)。
基本的なところは3DS版をベースにしながらも、旧作で連綿と受け継がれていたシステムにある意味「破壊」とすら言えるほど大胆な改革を施した新世代カルドセプトになっています。
何気にシリーズで初めて「一つのハードで出すのは一作のみ」という伝統を打ち崩した作品。
過去作に比べ、大幅に侵略有利の一発逆転型のバランスに調整されました。
旧作におけるシステムを根本的な部分で作り替えた結果、ゲームバランスは大幅に変化しているが全体のバランス自体は非常によく整っており、自分好みの様々な戦略を組むことができます。
ガンマンストーリー
ニンテンドー3DSダウンロードソフトをメインにリリースするメーカー、フライハイワークスがリリースした作品です。
ジャンルとしては横スクロールアクションゲーム。
ガンマン達が銃を武器に、様々な西部劇ステージを駆け抜けるというストーリー設定になっています。
オートセーブ方式。
メイン操作はすべてボタンで行い、タッチペンには対応していません。
本作は3DSダウンロードソフトとしては破格といえる200円販売を実現していました。
ガールズRPG シンデレライフ
自分のアバターを作成し、お客様とお話しを行いお客様を満足させる職業「ネオジェンヌ」となり、会社の社長やアイドル等と接客を行い会話を楽しむゲームです。
同社からリリースされているキャバ嬢をテーマにした携帯アプリゲーム「キャバ嬢っぴ」のアレンジ移植作に当たります。
今来ているお客から接客したいお客を選ぶ→ドリンクを注文→トークを盛り上げる(満足度のゲージによってフードオーダー)→お会計(満足度が100を超えれば成功)
お客によってそれぞれ好みの衣装や食べ物があり、それに合わせてコーディネイトや注文をすると満足度が上がりやすいです☆彡
お店に行く前に街を歩き回るのですが、接客に必要な幸せ度及び魅力値を高める為にエステに通って、フィットネスクラブで汗を流して、美味しいレストランで食事して帰りにデパートで服などを物色・・・攻略上必要なこのルーチンワークがセレブ気分を味わえるよう上手く味付けされています。
主人公の周りのキャラもお客も個性的なキャラばかりで、不愉快なキャラはほぼ存在しません。
初対面の会話で不愉快と思うキャラも攻略していくうちに良く見えてくるでしょう。
キャラゲーとして非常に丁寧で好きな人はハマります♪
ネオジェンヌはキャバ嬢以外の何物でもないのですが、設定や世界観はキラキラしていてリアルな生臭さを上手く払拭している印象。
堅実な内容でプレイ者からの評価は高い良ゲーです。
逆転裁判6
前作『逆転裁判5』から約3年ぶりの続編となる「法廷バトル」の逆転裁判本家シリーズ6作目にしてシリーズ15周年記念作品。
本作では成歩堂龍一と王泥喜法介のダブル主人公で、日本だけでなくシリーズ初となる外国も舞台となる他、旧3部作以来となる元祖ヒロインである「マヨイちゃん」こと綾里真宵の登場と霊媒要素の復活が大きく取り上げられ話題になりました!
今作は、各話の盛り上がりに特化したシナリオ構成が特徴で、プレイヤーを驚かせるような展開が随所に盛り込まれていて、盛り上がりに関してはシリーズ最高クラスの一つよも言われています。
第2話は事実上の『逆転裁判4』の第5話、つまり完結編とも呼べる内容となっています。
本作は、歴代最高クラスだった『2』に匹敵する高い難易度となっていますが、最終話後半は、ストーリーの根底を覆す事実が次々と明かされます。
ラスボスも今回は強敵として立ちはだかり、反撃不可能な荒業をこなしてくる一方、最後はどんでん返しが待っていて、打ち破るカタルシスも大きい名作。
剣と魔法と学園モノ。3D
『剣と魔法と学園モノ。』シリーズの第4作目。
名作「ウィザードリィ」をベースとした作品ですが、同作のようなシビアさはなくて、全体的にマイルドなつくりになっているのが特徴。
キャラクターグラフィックがいわゆる「萌え」系のデザインであることなどから、ややヘビーユーザー向けな印象のある同シリーズに比べライトユーザー向けの作品となっているイメージ。
ベースは前作の『ととモノ。3』から流用していて、一般的なRPGのような要素が多くなっています。
自由なキャラクリエイト、最大6人までパーティを組める、ハクスラ要素、と言った3DダンジョンRPGらしい要素は健在。
年齢・ロスト要素もなく、全滅しても所持金半分で拠点に戻されるのみ・・・と従来の作品とは異なり初プレイでも救出、控えのパーティを用意しなくてもクリアは可能となっています。
『ととモノ。』『ととモノ。2』とは異なり、ほぼ別物と言えるほど独自のシステムへ変わりました♪
ストーリーは『3』のエンディングの一年後から始まります。
前作のキャラクターが先輩として登場する他、『1』『2』からのゲスト出演も。
後にPSP「剣と魔法と学園モノ。Final」が発売。
バグ修正、新要素など変更点がいくらかあるもののほぼ3Dの移植版と言えるでしょう。
シリーズの中に限って言えば間違いなく最高の作品と言えるもので、本シリーズに興味を持った人はまず本作か『Final』をプレイすることをおススメします!
ゲームセンターCX 3丁目の有野
CSフジテレビONE・NEXTで放映しているテレビ番組『ゲームセンターCX 』とタイアップしたレトロゲーム風ミニゲーム集。
前作の『有野の挑戦状』『2』を開発したインディーズゼロが他作品の開発で忙しかったため、開発はグレフが担当していました。
限定版にはGCCX本編2本(『ハロー!パックマンに挑戦』『ドラゴンボール 神龍の謎に挑戦』)、『有野の挑戦状2』の挑戦、本作の裏ワザ、本作収録ゲームの「BREAK SHOOT」選手権が収録されたDVDが付属しています。
有野少年はなんと記憶喪失に!!
ゲームをやれば思い出すかも・・・という事で、主人公と一緒に様々なジャンルのゲームをプレイしていくという設定。
ノルマの難易度が高く、何度も失敗してノルマがクリアできない時には友達(番組AD)に頼んでクリアしてもらえるのですが、それを前提にしたっておかしいと言いたくなるノルマ設定が目立ちました。
また、80年代の懐かしさの再現がまったくできてないのに加えて、レトロゲーム・それらをテーマとしたTV番組と言う題材の再現性の低さのみならず、肝心のミニゲーム部分の完成度の低さがマイナス。
過去作は、元となったハードの特性までも考慮して制作されていたのですが、今作はそういった点がほぼ皆無といった印象。