ゲームボーイアドバンス

2001年3月21日に発売した、ゲームボーイおよびゲームボーイカラーの後継機。初代ゲームボーイ・ゲームボーイカラーソフトとは99%以上の互換性があります。このゲームボーイアドバンスによって、携帯ゲーム機のカラー表示が当たり前のようになってきました。
2000年代最初の5年で、ほぼ唯一といわれていた携帯ゲーム機でした。

通信方法は、GB/GBCのソフトは専用通信ケーブルを使用可能。ただし、赤外線通信機能は削除されたため、使用不可能。ゲームボーイ・ゲームボーイカラー用ソフトで通信機能を使う場合、通信ケーブルは旧型のものを用意しなければなりません。 GBAのソフトは専用通信ケーブル&ワイヤレスアダプタがあります。

機体の形状はゲームボーイの縦型から横型になって、L・Rボタンが追加されています。
ゲームボーイおよびゲームボーイカラーとの互換があり、1台で3種類のハードのソフトを楽しむ事ができる。略称はGBA、アドバンス。
カートリッジ内のデータセーブはn64と同じくバッテリーバックアップとカートリッジ内蔵フラッシュメモリ、更にはFRAMまで混在している。(DS以降はフラッシュメモリへのセーブに統一)
ゲームボーイカラー同様に単三乾電池二本駆動ですが、取扱説明書においてアルカリ乾電池もしくは専用バッテリーパックの使用を推奨しています。
スーパーファミコンのリメイク作が多数発売されたこともあって、版権タイトルや女児向けソフトが非常に多いのも特徴。

発売時期が十年以上違うので、GBAの方が性能ははるかに上。

 


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スーパーファミコンより表示画素数(解像度)は若干少なくて、X・Yボタンに該当するボタンがないため、そのまま移植されたゲームはオリジナルのゲーム画面の範囲が入りきらず、操作系も完全に再現することはできません。

 

現在では、いくつかの人気タイトルがバーチャルコンソールにて配信・再版されています。

 

ゲームボーイアドバンスSP

任天堂から2003年(平成15年)2月14日に発売された携帯型ゲーム機。
当時の主流で大人気だったゲームボーイアドバンスの新バリエーションとして登場。
従来機と比較して3つの点で大きくパワーアップしたのが特徴でした。
従来機から変更されたひとつ目のポイントは本体の形状で、横長だった本体がコンパクトな折りたたみ型へと大きく変化を遂げました。
ロムカートリッジの挿入口が下側に付いていたのは、当時としては変則的な印象です。
折りたたみ型に変更されたことで液晶画面の保護性能もアップし、本体をそのままカバンに入れても画面を傷つけにくくなったのが便利でした。
この折りたたみ型のスタイルは以降、ニンテンドーDSニンテンドー3DSへと受け継がれることとなるのです。
ふたつ目の変更点は“フロントライト”を搭載したことでしょう。
これは画面を明るく照らしてくれる機能で、十分に光量を得られない暗がりでもプレイできたのが嬉しかったです。
今思えば、ゲームボーイアドバンスの画面ってあまり明るくなかったのです。
ライトは、いつでもオンオフできました。
最大の変更点は脱・乾電池を果たしたところだと思います。
リチウムイオン充電池を本体に内蔵していたので、本機が発売されるまでは携帯型ゲーム機と乾電池は切っても切れない乾電池の呪縛から開放されたのです。
ゲームボーイアドバンスSPは電池を入れ替える必要がなく、約3時間の充電で連続10時間(ライトがオフなら連続18時間)もの長時間プレイを可能にしてくれたのは劇的な進化といえるでしょう。
任天堂から発売されたオリジナルカラーのバリエーションは、プラチナシルバーやアズライトブルーなど全6種類。
なかでも2004年2月14日に発売された“ファミコンカラー”は名前のとおりファミコン風の配色になっていてひときわ特別感がありました。