ウマ娘 プリティーダービー

 

新人トレーナーとなったプレイヤーが、実在する競走馬の名前を冠した“ウマ娘”と呼ばれるキャラクター達を育成し、絆を深め共に成長しながらレースの勝利などの目標達成を目指していくゲームです。
略称は、そのまま「ウマ娘」。
簡単に言うと、「競馬の競走馬を美少女キャラへ擬人化したゲーム」。
提供は、Cygames(サイゲームス)。
ゲーム内における競馬はギャンブルではなく、スポーツとして描かれていて、実際の競馬さながらのレースや本作のオリジナル要素であるウィニングランならぬ“ウイニングライブ”(レースの勝者がセンターを務めるライブステージ)などが楽しめるのが特徴。
詳しくない人でも聞いたことがある、名前の元となった有名競走馬達の特徴や逸話が絶妙に織り交ぜられたウマ娘達のキャラクター性や、あくまで“別世界”の物語だからこそ描ける、夢に見た勝利などの熱い“if”の展開もみられる世界観など、その魅力は盛り沢山。

当時登場予定だった名馬「ディープインパクト」「オルフェーブル」「ブエナビスタ」「キングカメハメハ」が現在実装されていない様子から、この4頭を含め、馬主たちとの折り合いがつかなかったウマがいるとの逸話も。

史実を忠実に再現しながらも、「もしも、オグリキャップが日本ダービーに出ていたら?」「もしも、サイレンススズカが競走を続けていたら?」「もしも、ハルウララがレースで勝っていたら?」などのいわゆる「ifストーリー」が楽しめるのがウマ娘の魅力なのです。
アニメ、漫画、ゲーム、CDとさまざまジャンルを席巻し、Cygamesのゲーム事業の過去最高の売上・営業利益を叩き出す大きな要因にもなっているキラーコンテンツになりました。

 

 

システム

他のスマホゲームだと、無料ゲームだと限られた時間しか遊べない・・・という設計をすることが少なくないのですが、「ウマ娘」の場合は、遊べる時間に関しては、無料でも長時間遊ぶことができます

もちろん、ゲーム内には課金する要素もあるのですけど、あくまで強いウマ娘を育成するために必要な素材を入手する点に重きを置いています。

ここが、課金&非課金ユーザー双方にも愛されているゆえんと言えるでしょう。
また、育成内容もシンプルであり、「トレーニング」「お休み」「スキル」「保健室」「お出かけ」「レース」の6つの選択肢から1ターン(2週間に相当)に1回選ぶというものです。
「トレーニング」は、「スピード」「スタミナ」「パワー」「根性」「賢さ」の5項目から育成内容を選んでいくのですが、育成そのものは自動的に行われます。
トレーニングはウマ娘の疲労度によって失敗してケガをする可能性があり、またランダムでイベントが発生するなど運要素もあるのが面白いところでもあり、同じウマ娘でも強く育てるなら周回要素が求められるところでもあります。
育成シナリオの中に設定された目標をクリアできない場合、その場でゲームオーバー(育成終了)になり、中にはそのウマ娘の適性に合わないアウェーでの優勝などが目標設定されていることもあるので、知識・経験、そして少しの運が必要なシビアで奥深いゲーム性が楽しめます♪
共通シナリオと各ウマ娘毎に育成シナリオが存在し、育成シナリオ終了時のウマ娘が殿堂入りとしてレースに参加させられる他、次の育成シナリオプレイ時の因子を継承させることが出来ます

絶妙な難易度設定の育成

ウマ娘のゲームでは、一般的なソーシャルゲームとは異なる育成の仕組みが採用されています。
育てたいキャラクター(カード)ごとに育成手順を変える必要があるのです。
しかし、この一手間こそがユーザーを夢中にさせる要因といえるでしょう。
一般的なソーシャルゲームでは各キャラクターがレアリティ別にカードになっていて、ガチャをまわすことでゲットできます。
当然、レアリティの高いカードの方がレアリティの低いカードよりも性能が高く、ゲーム内での戦闘やミッションにおいて良い結果を出すことができます。
全てのカードが同じ育成方法でレベルアップできる仕様になっているので、レアリティの高いキャラクターをゲットして積極的に育てていこうとするのが定石です。
しかしウマ娘の場合は、レアリティの高いカードであればあるほど育成方法も難しくなっています
ゲーム初心者の方は、まずレアリティの低いカード育成のコツを学ぶべき、と言われているほどです。
ウマ娘では育成したいキャラクター選択に加えてサポートカードの編成も行います。
編成の組み合わせにより育成後に得られるスキルが異なるため、編成内容は非常に重要となってきます。
コチラのサポートカードの編成においても、レアリティの高いカードがあれば有利になるわけではありません

ちなみにサポートカードは他のユーザーから借りることもできるので、自分の所持しているカードで希望の育成ができない場合でも心配する必要はありません。『初心者はまずサポカからガチャ回せ』というほど育成難易度を上下するポイントです。

ガチャは現在『育成ウマ娘』と『サポートカード』の2種類を選択。

 

 

ウマ娘のメディアミックス

ウマ娘はゲームとアニメや漫画といった様々な楽しみ方があります☆彡
アニメは2018年に第一期が放送。そして2021年1月には第二期が放送されました。
もともと、ゲーム「ウマ娘プリティダービー」は2018年冬に配信予定でした。
アニメ放送時もかなり話題にはなっていましたが、肝心のゲームは事前登録だけ通知され開発の延期が相次いでいたのです。
そして、事前登録から配信までは約3年の月日が経っていたようです。
2021年2月10日にApp Store・Google Playにて事前登録、同月22日に事前ダウンロードを開始し、発表通り同月24日にサービスを開始しました。

 

 

美しいグラフィックと3Dモデリング

ゲーム内ではレースシーンはもちろん、レース後のウイニングライブ(優勝したウマ娘をセンターポジションにライブ演出を楽しめる)やホーム画面など、ウマ娘たちが動くシーンをたくさん見ることができます。
特にレースシーンは実際の競馬さながらの疾走感で、白熱したレースの雰囲気をそのまま味わえるのです!
また、重賞で勝利した際のウイニングライブでは歌って踊るウマ娘たちを見ることができます。
大勢のウマ娘たちがステージ上でパフォーマンスする様子は華やかで見応えのある映像です♪
キャラクターごとに変化する表情も繊細に表現されているところにも注目です。
このように、ウマ娘たちのグラフィックやモーションの美しさ、クオリティの高さがスマホのゲームの中でもトップクラスの高水準なので、人気が高まった要因の一つでしょう。
キャラクター数もさることながら、声優陣の層の厚さも圧巻の一言。
実際の競馬さながらの実況もまた死闘を盛り上げ、悪天候時はしっかり勝負服が濡れる表現があり、そこでダートを走れば顔も汚れるなど、キャラクターの表現については徹底的なこだわりが感じられます。

 

 

スマホゲームのレジェンドに?!

「ウマ娘」は、競馬を知らないアニメやゲームファンの目にとまり、競馬ファンの熱に当てられる形で相乗効果を生み出すこととなりました。
ゲーム、アニメ、歴史と話題が尽きることのない「ウマ娘」は、無課金勢にも優しいゲームです。
まずは、お試しで遊んでみるだけでも必見のゲームです☆彡