課金で高額請求

多くが基本無料を謳っておりますけど、携帯電話用などのソーシャルゲームやアプリはアイテム課金によって利益を得るシステムになっています。
「ガチャ」とは、カプセルトイの俗称「ガチャガチャ」「ガチャポン」に由来し、ランダムにアイテムを入手できるゲーム内のシステムとなっていて、ガチャは1回ごとに課金を伴い、携帯電話の使用料と一緒にユーザーが支払うことになるのですが、特定のカードやキャラクターのようなゲーム内アイテムを手に入れようと思っても、ガチャの場合は欲しいアイテムを直接購入することができない仕組みになっています。
そうして欲しいアイテムやレアなキャラクターが欲しい場合は、くじを引くように当たるまで何度もガチャを行う権利を有料(または無料)で購入する必要があるのです。それによって、小中学生の未成年が親に内緒でクレジットカードまで使い込むケースも発生し、月に数十万円の高額課金のトラブルなどが社会問題となり、2012年5月にはコンプガチャの全面的な廃止が決まりました。

ガチャ確率表示問題

いくら課金しても、どうしても欲しい一部のレアキャラクターが異常に出にくいことから、ユーザーの間で運営側がガチャ確率を意図的に操作してるのではないか?という疑惑が噴出し、一時期ニュースやネットで取り上げる事態となったことがあります。
これによって、Appleもガチャ課金問題に取り組み、開発者向けの「App Store審査ガイドライン」を更新して、有料ガチャの入手確率表示を義務付けて「モンスト」や「パズドラ」などの人気アプリに限らず、様々な超人気アプリが2018年までには確率の公表を決定・実施することに。

 

オンラインゲームの「ガチャ」の確率表記については、業界団体である一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)と一般社団法人日本オンラインゲーム協会(JOGA)がガイドラインを定めています。例えばCESAのガイドラインでは、原則として「提供されるすべてのガチャアイテムの提供割合が分かる表示」をすることとされています。


出会い系サイト化問題

近年インターネットが普及し、オンラインゲームのクオリティが上がり、ネトゲの人口も急速に増加してきました。
それに伴って、スマホの「荒野行動」のようなゲームアプリや「どうぶつの森」などのオンラインゲームで出会って恋愛する人も増えてきているようです。
ですが、ゲームでの恋愛とリアルでの恋愛を別に考えている人もいる・・・というのは忘れてはいけません!
特に、女性はゲームで出会った男性と、直接会う事に強い抵抗を持っているものです。
社交辞令で「今度飲もう」「ご飯に行こう」と言うもがありますが、本意ではないことが大半です。
純粋にゲームをしている人にとっては、無粋な行為です。
また、自分を偽ってゲームをしている人も大勢いるということを忘れないでください。
便利な世の中にはなりましたけど、顔を見たこともない相手や素性が不明な相手、性格や本性のわからない相手との接触はトラブルにつながりやすいものです。

 

 

オンラインゲームを、出会い系サイトとして利用するのも悪いとはいいません。
ただ、増えているトラブルに巻き込まれないようにしましょう!